
蓄電池
蓄電システムのある暮らし
家庭用蓄電池とは、電気を溜めたり必要な時に電気を供給したりすることのできる設備のことです。
地震や台風、落雷などでのもしもの停電時も自動で照明などに電気が供給されるので、ご家族の安全を守ることができます。
冷蔵庫や電気ケトルなどで、食料や飲み物の確保もできるため、いざというときは自宅を避難所とすることも可能となります。
平常時は発電と充電、放電を最適にコントロールし、環境と家計にやさしい暮らしを実現できます。
電気は「蓄える」時代に。リチウムイオン蓄電システム
自然災害や大規模停電が起こるたび、
エネルギーの備えの必要性について考えさせられます。
リチウムイオン蓄電システムは、そうした災害や停電への
対策の中でも最も有効な選択肢です。
電気は今や「つくる」 「蓄える」時代へ。
蓄電システムの種類
01
ハイブリッドタイプ
ハイブリッドタイプの蓄電池に使用されるパワーコンディショナ(※太陽光パネルで発電させた電力を、家庭で使用する電気に変換させる機械)は、1台で「太陽光発電」と「蓄電池」に対応できます。
そうすることで発電した電気をロスが少ない状態で活用できるなど、さまざまなメリットが生まれます。
02
単機能タイプ
単機能タイプは、パワコンが蓄電池専用に独立しており、単独で使用できる蓄電池を指します。
太陽光パネルを導入していないご家庭でも、節電対策や停電時の備えが可能です。
また、太陽光発電を設置されているお宅にコストを抑えながら導入できます。
03
全負荷対応タイプ
全負荷対応タイプは、もしもの停電時でも家庭内のほぼ全ての家電製品やコンセントに電気を供給できます。
200V家電を動かせるので、停電時でもいつもとほぼ変わらない生活を送れます。
オール電化のご家庭や、お子様やペットのいるご家庭にもおすすめです。
04
特定負荷タイプ
特定負荷タイプは、停電時に電気が使用できる場所が限定されているのが特徴です。どこに電気を供給するか、導入時に自分たちで決めることができます。
停電時にはあらかじめ決めておいた家電製品やコンセントに電気を供給するので、必要最低限の家電製品を長時間にわたり使用することが可能です。
05
トライブリッド型
商品の種類はまだ多くはありませんが、太陽光発電、蓄電池、V2Hを1台のパワーコンディショナーで制御する多機能型です。
【V2Hとは】
電気自動車への充電と自動車に溜めた電力を自宅で使用できるようにする装置です。
蓄電池のメリット
家庭用蓄電池の3つのメリット
MERIT 01
電気代が安くなり、経済的にお得
割安な深夜の時間帯に電気を蓄電池に充電し、割高な時間帯に使用することで電気代を安くすることができ、経済的にお得。
蓄えた電気を使用するので、節電ができ、節約につながります。
特に太陽光発電と組み合わせたときに効果を発揮できます。
MERIT 02
太陽光発電と連携し、貯めて使える
太陽光発電と蓄電池の組み合わせは相性バツグン!
太陽光で創った電力のうち、余った電気は蓄電池に充電します。蓄電池に蓄えた電気は夕方~夜に利用。発電しない時間にも電気を使えることで、自給自足な生活を実現します。
MERIT 03
災害時、停電時の不安も解消
災害時などの非常用電源として安心を確保。
停電後は自動で自立運転に切り替わり、あらかじめ設定された機器へ自動的に電気が供給されます。急な停電が発生しても、蓄電池に溜まった電気を使用することができるので、安心です。
トライブリッド蓄電システム
トライブリッドという言葉をご存じでしょうか?
「トライブリッド蓄電システム」とは太陽光発電・蓄電池・電気自動車の3つのエネルギーを組み合わせたシステムです。
太陽光発電でつくった電気を貯めることで、夜間や非常時にも自家製の電気を使うことができます。
自宅の電気はもちろん、電気自動車やPHV(プラグインハイブリッド自動車)とも組み合わせることが可能です。
太陽光から生まれた電気を使うことで、電気自動車はソーラーカーとして生まれ変わります。
POINT01
「毎日」の通勤や「いつも」のドライブは太陽光発電で。
トライブリッド蓄電システムは4kWhの電気をためることができるので、車のエネルギーも自給自足することが可能です。
毎日の通勤やお買い物などに車を使用している方なら、昼間発電した電気を夜間に電気自動車に電力を移動させることで、毎日の電気自動車のエネルギーが自家製電気でまかなうことができます。
太陽光発電+電気自動車の場合
通勤などに電気自動車を使う方は、発電時に余った電気をためておくことができないので、発電した電気を昼間に充電することができません。
トライブリッド蓄電システム(太陽光発電+電気自動車+蓄電池)
蓄電池があると、昼間に太陽光発電の電気を蓄電池にためられます。さらに夜間に電気自動車へエレムーブが可能になります。
POINT02
「もしも」の停電時も安心。
蓄電システムがあれば、もしも停電した場合でも、蓄えておいた電気を使うことができます。
さらに、トライブリッド蓄電システムなら、電気自動車の電気も使うことができるので、長期間の停電でもしばらくの間電気が使え、安心です。
また、蓄電池の電気を使いきっても、太陽光で発電をすれば、自宅で電気を使いながら蓄電池に電気を蓄えられます。
POINT03
ユーザーの暮らしに合わせて「ずっと」寄り添う。
まずは最小限から
まずは最小限の蓄電システムで自宅の電気をまかなう暮らし。
太陽光
発電
パワ
コン
蓄電池
×1
家族が増えたら
家族が増えたら蓄電できる量を増やして。
太陽光
発電
パワ
コン
蓄電池
×1
+
蓄電池を
増設
電気自動車を購入したら
電気自動車と組み合わせて家も車も電気は自給自足に。
太陽光
発電
パワ
コン
蓄電池
×2
+
V2Hを
増設
POINT04
つくった電気を「ムダなく」使える。
電気にはAC(交流)とDC(直流)があり、どちらかに変換するときに、失われてしまう電気(変換ロス)がありますが、トライブリッド蓄電システムでは、それぞれの機器に電気を移動させる際に電気の変換をほとんど必要としないので、つくった電気を無駄なく使うことができます。
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